これがジャコウネコ・コーヒー、コピ・ルアク
世界一有名な高価なコーヒーがバリ島にある。そんな話を聞きました。でもジャコウネコのフンから作ったコーヒーなんて、ちょっと気持ち悪いわ。でもなんでそんなに人気なの?
バリ島のコピ・ルアク(Luwak Coffee)を飲んでみた!
ジャコウネコのコーヒーが飲めるお店が、参道にあったのに! そう思う私を、 「大丈夫、ジャコウネコ・コーヒーのカフェをしっているんだ。前にお客さんを連れてきたことがある」。
そのカフェはタナロット寺院からわずか車で5分ほどのところにありました。
AMERTA Luwak Coffee そこは、植物園の中にカフェがつくられており、庭園の中に入っていく途中に、コーヒーの木、それからそこで栽培されている、バニラやフラワーティーの材料となる草木が栽培されています。
ジャコウネコのオリがいくつか展示してあって、実際にジャコウネコのフンが干してありました。
バリ島のジャコウネコ・コーヒーの作り方?
ジャコウネコのフンは干されたあと、豆の皮を剝き、それを湯がいた豆をなべて煎ります。黒くなるまでじっくり燻して豆を作ります。すべて手作業なのでとっても手間暇がかかるのです。お値段が高いのも頷けます。
★ジャコウネコ・コピ・ルアクを味わったお店★
Sari MERTA Luwak Cofee
Jl. Raya Tanah Lot, Br.Enjung Pura, Tanah Lot, Bali
Tel: 081236345899
ジャコウネコに食べられたコーヒー豆の果肉は消化されるけれど、豆はそのまま出てきます。
ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わるといいます。
ここのカフェでこの、コピ・ルアクは、50,000ルピア(約500円)。バリでは一杯500円なんて高額なコーヒーだけれども、日本では1杯5,000円とかするそう。是非、飲んでみたい~!!。
コピ・ルアクの作り方。ドライバーのボンボンさんがモデルさんで、教えてくれてます。
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ジャコウネコのフンを乾燥させて
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コーヒー豆を剥く
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それをあつめて
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皮を取り去って
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鍋でコーヒー豆を煎る
コピ・ルアクの他に、ここのプランテーションで栽培しているその他のハーブの入ったいろんなお茶や、ほかの種類のコーヒーなど、無料で試飲が10種類もでてきました。すべてお味を確かめて、楽しんでくださいとのこと。それもとっても楽しい。
そして、最後に運ばれてきたのが、コピ・ルアク。
一見濃そうなコーヒーですが、飲んでみると酸味と苦みが少なく、マイルドないいお味でした。ボンボンさんは、「友達も、みんなコピ・ルアクが一番おいしいコーヒーだと言っているよ!一番だよ」。
敷地内にお土産屋さんがあって、Luwakコーヒーの豆を売っていました。100gくらいの小さなパッケージが400,000ルピア!?200gの普通サイズのコーヒー豆は780,000ルピア(7,800円)でした。びっくり!!!!
「本物はそうだね、そのくらいするよ。スーパーで売っているLuwak Coffeeは味を似せている偽物だよ」
アラビカのコーヒー豆の木。養殖でなく、自然の中で、ジャコウネコが食べたものでできた豆が最も貴重で高価。
ここのカフェは夕方の木陰もあって、とても爽やかに涼しく、夕刻の優雅なコーヒータイムを思いがけずに楽しんで、勉強しちゃいました。
バリ島に行ったら是非ご賞味あれ!
ジャコウネコくん、昼間は、おやすみ。よく寝てる。ここの園では檻に入っていたけど、こっちのほうがず~っと気持ちよさそう。
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