お気に入りの招き猫を連れて帰ろう。常滑とこにゃん。

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愛知県には有名な窯元として常滑と瀬戸があります。

どちらも有名な2つの小さな町に、招き猫をテーマとして旅をしてみました。

常滑の工房の中に眠っていた招き猫たち。ここのネコちゃん、びっくりするほど安く出会えた。

常滑はセントレアからすぐ!お気に入りをもとめて街探訪

常滑の街は古い町並みが素敵なノスタルジアを持った街。素敵な景色がたくさん残っています。今も陶器を焼いている窯は少なくなってしまったけれど、昔の窯元の煙突がたくさん、たくさん。街の中に、にょきにょきと立っており、その姿が、なんか可愛くて、とても風情があります。「焼き物散歩道」と名づけられた散策道があり、窯場やレンガ造りの煙突、土管や上通便などが積まれた風景などを見ながら、所々にあるギャラリーや釜元に立ち寄って陶器を手に取って歩くのが楽しい。

焼き物の窯がたくさん残る街。町並みも古くて、焼き物散歩道のウォークは風情もあって楽しい。

常滑は日本六古窯の1つで、焼き物の街として1000年の歴史を持っています。日本六古窯とは、常滑、瀬戸、丹波、備前、越前、信楽のことです。常滑は江戸時代後期から作られた急須が特に有名。そういえば、うちも常滑焼の茶色い急須でした。本物?通の?常滑急須はお茶の葉を入れる網が入っていません。網なくして、お茶っ葉が急須のなかでこされる、ちゃんとそういう作りになっていることに感動。1つ新調するんだった!

常滑タイプはぽっちゃり、ふっくら。古典系。

小判を抱えたお馴染みの2頭身の招き猫は常滑型と呼ばれ、昭和15年ごろにフォルムが完成したと言われています。二頭身のふっくらとした体形と大きな目、そして小判を抱えた特徴的な姿。昭和20年頃から全国に出荷されるようになって、今でも常滑は招き猫のオリジンとなっています。現在は常滑で猫招き猫を作っている工房は非常に少なくなっていてあと1軒くらいなんだそう。

いたるところに土管がうまっていて、それが壁になっていたりする。焼き物の街という感じでとってもいい!

私たちは、ラッキーにも廃業した窯元が作った常滑焼の招き猫をとっても安価で買うことができました。常滑ではお気に入りの一匹を見つけたかったので、このお店のたくさんの招き猫たちの中から1番かわいい猫を選んで横浜の家につれて帰りました。今でも玄関にいるよ。左手を上げている猫。人を招いてね。

うちに連れてきた招き猫一匹。ホテルの部屋の窓辺で。知多半島、セントレアの海を見ながら。

常滑には巨大な招き猫、「とこニャン」がいます。崖の上から街を見下ろす、6.3メートル・高さ3.8メートルの招き猫。普通の道路の崖の上に乗っかっています。これが、超印象的なランドマーク。頭だけの招き猫。びっくりするけど、写真はインパクトあり!マスト!

壁の上に鎮座する巨大な招き猫はインパクト抜群。これが常滑のシンボル、とこにゃん。

いろんな猫ネコ。ここで招き猫の解説。

招き猫の手について

右手をあげた、「金を招く」ネコ。左手をあげた、「人を招く」ネコ。両手を上げたネコ(見たことなかった!)はお金も福も招く!そしてそのあげた手が耳を超えていると遠くの福を引き寄せ、耳より下だと、近くの福を招く。

招き猫の色は?

色別では、黒は厄除安全、金色は金運満足、赤は病除長寿、ピンクは恋愛成就、黄色は金運繁栄、だろう。いたいた、赤いネコ、黄色い猫、黒い猫。今はコロナ禍だからこういうネコちゃん大活躍かも。頑張れ。

思いかけず楽しかった常滑。用事がなければ、もう来ることもないかもしれないロケーションだけれども、とても印象に残った良い街でした。夫との初セントレア。楽しい常滑トリップでした。

瀬戸の招き猫ミュージアムは日本最大だそう。そんなに大きくないけれども。日本で生まれた縁起物である招き猫。実は、いろんな都道府県で招き猫が生まれていました。でも愛知県の常滑から発症した招き猫。日本全国に伝搬した猫たち、いろいろ見てもやっぱり愛知の猫が1番かわいい。家の玄関に飾ったよ。右と左で運をたくさん集めてほしい!

常滑駅からとこにゃんまでの国道沿いにならぶ、とこなめ招き猫通りの壁に張り付いている焼き物のネコの作品。それぞれ名前が付けられていて、一つ一つ見て歩くのが楽しい。Maryが気に入った猫たちをピックアップ。

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