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クレマチスは雨が似合う
5月。綺麗なクレマチスが咲く季節。
初めて三島のクレマチスの丘を訪れた時、天候を気にして決行するか考えていたとき。「クレマチスは雨がいい」とフォトグラファーの斉藤みきさんに言われ、「???」「そうなの?」
クレマチスは別名テッセン。春先に咲く星形の花で、ピンクや紫、白などが主流。中には緑色や黄色の花もあり、ベル型の花種も。たくさんのクレマチスがみられる三島のクレマチスの丘。今年はお花鑑賞づいているので、勢いにのって、きれいな花を見に、三島まで行ってきました。
クレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館の行き方は、三島から無料のシャトルバスが便利
三島から、結構山の中にあるんです。車で行ければよいですが、実は東京、横浜からは新幹線とシャトルバスが便利。新横浜駅から、ひかりで何と一駅、ヒトっ飛び。24分。もう三島に着いちゃった。メールを見る暇もないくらい。そこから毎時0分に出発するシャトルバスで25分。かなり簡単にワープ完了。
ただし、JR在来線の三島駅を利用する人は、駅の南口から、バス乗り場のある北口へは渡れないので、駅の構内を通ることになります。入場料を払って、駅の改札で説明すれば消してくれました。その日中に駅を使うことが条件だったけど。
三島の彫刻公園。クレマチスだけでなく、バラも見事な共演
ヴァンジ彫刻公園というだけに、美術館の展示も、庭園の彫刻もユニーク。ジュリアーノ・バンジのちょっと不気味な人間たちが出迎えてくれます。
美術館の入り口には、前衛芸術家である草間彌生さんの彫刻作品《明日咲く花》。クレマチスの丘創設15周年を記念して、この場所に常設されました。
ヴァンジ彫刻庭園美術館に入るまえの庭園には、いろいろな人の彫刻が現れます。代表作の1つ、壁をよじ登る男。いろんな角度から楽しむことができます。季節、天気によって印象が変わるそう。雨が降ることを想定してたのに、ずっと雨上がり。こんな日はどんな男に見えているんでしょう。
ちょっと怖い死体のような体が横たわっていたり、隅から覗いていたりの彫刻がたくさんあるのですが、庭へでるとこんなおちゃめな彫刻もあって、なかなか楽しめます。
それにしても、しっとりと濡れた、水滴のついたクレマチス、堪能できました。
入り口から、いろんなクレマチスがお出迎え。今年は春が早かったから、5月の中旬で、満開、花は見ごろ。やっぱり行けるときに行くこと。これに尽きる。
百花繚乱のクレマチス
さあ、クレマチスの鑑賞!
写真のプロとご一緒で、たくっさん写真を撮りました。私にはない感性が、花を見る角度と感動を与えてくれます。こんなにじっくりとクレマチス見たのは、初めてです。
一言にクレマチスといっても、いろんな色のバラエティがあります。
上から、下から、裏から、すかしながらクレマチスをこんなにまぢかに見たのは初めてでした。
今回、気に入ったクレマチスの花言葉。「旅人の喜び」 私みたい!いいですね。意味するところは、やってきた旅人を喜ばすために咲いている花、なんだそう。
そして、噴水のある、広場の向こうには満開のバラ。時期的にこちらも見事です。
ランチのお食事は日本料理がおすすめです。もう一つある、ピザとパスタのカジュアルなレストランと、同じようなお値段ですが、レストランとしての空間が最高。ゆったりしていて、窓の外の景色もしつらいにマッチしています。二人ともお寿司をいただきましたが、芸術的にきれい!
施設内の花やさんもおすすめです。クレマチスの苗もたくさんありますが、芸術的な花瓶の数々。それも小さい、1輪、2輪挿しのようなかわいいグラスの花瓶がお手頃な価格でたくさん。野原や花壇に咲いた花をちょっと玄関先、机の上に置きたくなるようなデザインで迷ってしまう。
もう一つの美術館、ベルナール・ビュフェ美術館
クレマチスのヴァンジ彫刻美術館からバスで移動。広い敷地の離れには、建築家、菊竹清訓による設計のベルナール・ビュフェ美術館があります。森の中を上っていくと現れる、広い印象的な建物。彼は戦後の具象画壇を代表とするフランスの画家で、一人のコレクションで100点余りの絵画の展示のある、純粋な彼だけの美術館です。
緑の中の美術館は気持ちよく、外のテラスでも森林浴ができます。帰りはヴァンジ彫刻美術館へは徒歩で、すごく長いつり橋を渡って新緑ウォーキング。木々の匂いが気持ちいい空間です。
三島駅。最後のティータイム
三島駅に北口に戻って、一番高い東急ホテルの展望バーへ。午後は景色を眺めながらゆったりとお茶タイム。ケーキセットとコーヒーで旅の語らいで締めくくり。今回はどんな写真が撮れたかな。