韓国のデモは勝ち得た民主主義の象徴!  ソウル

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ついに朴槿恵大統領は辞意を表明。度重なるデモと市民の抗議で時代は動きそうです。

デモを通じて、守ろう民主主義

私たちは日本にいると、ここのところ毎日のように韓国のデモ風景と大統領をめぐる疑惑やスキャンダル、それに併せて北朝鮮のミサイルの発射のニュースや、緊迫した映像を見続けていると、どうも、隣国は国際紛争にでも発展しそうな勢いに感じませんか?

韓国のデモと抗議のメモ

韓国のデモと抗議のメモ

韓国のデモは家族と一緒に?

とことが、韓国へ行くとちょっと様相が違います。デモ、と聞くと武力衝突や抗争、警官と軍隊の攻防、なんてイメージなんですが。。

韓国のデモはとても平和的なもので、危険なものではないらしい。友人の韓国人数人と食事をしていた時に、デモに話が及ぶと、

韓国の平和的なデモ

韓国の平和的なデモ

「デモは機会があれば行きたい。できれば子供や家族を連れて」

「自分の子供にこの時代の動きを見せてあげられるいいチャンスだよ」

と口々にいうのです。「自分たちの先人が、軍事国家から勝ち得た民主主義。その民主主義を守るべき大統領が、きちんと職務を全うしないのはゆるせない。だから、抗議するのよ」。

民主主義を勝ち得た人たちは、いわゆる韓国で「386世代」といわれている、1960年代に生まれた、80年代に大学生だった、今の50代でしょうか。親世代が勝ち得た、民主主義を守るために今の若者が立ち上がっている、そんな状況なのです。韓国は1987年まで軍事政権が20年以上も続き、そういう社会を市民がデモによって勝ち得たという歴史があるから、その成功体験をもって、今のデモもまた、歴史を変える、大変意味のあるものなのだと感じているのです。

私の周りの、10人が10人、真剣に、「デモに行きたい。断固抗議すべきだ!」、と言っているのには正直驚きました。韓国人は感情の起伏が激しいという印象がありますが、こういう真っ当なことにも熱くなるんですね。

そんな話に感心しながら、夜のテレビをつけると、週末のソウル100万人規模のデモの映像が。看板やプラカードを掲げて叫んでいる彼らも、ペンライトでウェーブを作ったりして、夜の街がさらにライトアップ。真剣な中にもイベント的な要素もあるんです。また関心。

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今韓国で一番、流行っているもの、人気者ってだれ?

そう聞いたら、誰もが、朴槿恵大統領だ、といいます。

20代、30代、40代、支持率0%!!なんて言っている割には、誰もが語る大統領。彼女の特殊な生い立ちと、ドラマのような生き様。父親と母親が暗殺されて、大統領となった女性。その強権とは反対に、穏やかな印象の大統領。

そんな大統領をもじったパロディが社会の中にあふれ、風刺画やギャグのオンパレード。なんだかんだ言っても人気者なんでしょ。と思ってしまいます。

任期はあと1年超。弾劾になったとしても、公的な手続きを踏むのに半年以上かかるので、とりあえず継続するのかなぁと思いきや、辞任の意向を示されましたね。側近にも利用されてしまった、孤高のお姫様は、とってもかわいそうにも思えます。

ソウル、市庁駅へ。

大統領府がある、ソウル市庁駅へ。

週末の大規模デモのあとの月曜日の夜は静かで、普通の都会の街の様子。来週の週末はさらに大規模なデモ、と聞きながら、機会があったら私もその場にいてみたいな、と思いました。外務省からは、出張者にむけて会社を通して注意喚起を呼びかけるメールが届きました。

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「でも、大丈夫。平和的なデモだから」。とみんな言います。

そのまま、川沿いで開催されているソウル・ランタンフェスティバルの会場へ向かいました。この橋の欄干にもたくさんのメモや張り紙が残されていました。

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