新規就航!スカイマークエアラインズのサイパン行き搭乗記!

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スカイマーク初の国際線となる成田―サイパン線が11月29日から就航しました。

サイパンのビーチ。遠浅で海の色が美しい

実はサイパンは昔は、すごくポピュラーな行先でした。コンチネンタル航空とか、いくつもの会社が就航していたのを覚えています。ところが2018年5月にデルタ航空が撤退してしまって以来、日本からの直行便がない状態が続いていました。

一度破綻したスカイマークエアラインズ、経営立て直しでANAとの協業も縮小、再上場をも視野にいれた悲願の国際線就航が成就しました。

サイパン空港。タラップを降りてターミナルまで歩きます。着いた~

実際にサイパン便に乗ってみましたよ~。

スカイマークはLCCでもない、フルサービスのキャリアでもない路線をとっています。座席のピッチも一般的なLCCよりも約5cm広く、預託手荷物も20キロまで無料。大手航空会社に比べて料金が安く、LCCに比べてサービスが良いのです。あたらしい第3の道を模索しました。

北ウイング。大きく宣伝しています。待望の国際線です。

機内は、ビジネスクラスはなしで、すべてエコノミークラスです。席の予約については、最近は大手の航空会社でも席の場所によって料金を取られますが、スカイマークは非常用ドアの前、パティションの前の席だけが有料、あとは前方でもどこでも料金はかかりません。

そして、今回の定期運航にちなんで、サイパンへ片道3800円から~というキャンペーンがあったのです!

当然私は挑みましたよ!販売開始から2時間が勝負とがんばりました。もともと年末を狙っていくつもりでしたから、必死(笑)

がんばって、3800円の席を押さえました。ところが、席まで押さえているのに、なかなか決裁に行かない!初めての国際線で回線がパンク、システムが動かなくなりました。もちろん、電話もダメです。私は、それでもあきらめずにいくつか他の3800円の席を抑えていましたが、やっぱり回線の具合で先に進まず、しばらく放置。結局2時間後に決済できたのですが、その時には3800円のチケットは売り切れ。2万円台のチケットとなりました。それでも予定していた年末の日程で取れたので、行くことにしました。

機内は普通の飛行機です。ビジネスやプレエコはありません。

搭乗は、期待してボーディング。成田第1ターミナル、北ウイングです。LCCの専門ターミナルではありません。ほかのエアラインと同じ。

同じように、ドリンクサービスとお食事サービス。お食事にはビールやワインも無料。お食事が配られてきました。お重箱のようなお弁当です。しかもお品書きもついていて、見た目にとても高級感あります。

お寿司から酢の物から、ちょっとしたおせち料理のよう


食後にはコーヒー・お茶とスカイマークのキットカットが配られました。機内販売はありませんでしたが、3月末までトートバッグやタンブラーも貰えます。トートバックは行きのフライト、タンブラーは帰りの便のチェックインの時にもらえました。とってもかわいいデザインです。

お食事はとても美味しい!見た目もきれい!おせち料理を食べているような繊細さ。現地にいる日本人の方々にも大変に好評でした。チャーター便で飛んでいた時よりもさらにお料理がグレードアップされたようです。

スカイマークエアラインズの従業員の人たちの熱い想いが感じられます。みんな必死だったんだろうなぁ。

機内にはサイパンのガイドブックも載っていました。割引が受けられるお店の案内も。

今回の就航で、いろんなキャンペーンが3月31日まで、繰り広げられています。

到着から出発まで、空港から主要ホテルまでシャトルサービス無料。

スカイマーク・パスポートという冊子が配られて、加盟の80店舗での割引サービスも受けられます。DFSではゴディバのチョコレートやアイスクリームまでサービス。

私は今回フィエスタリゾートのエグゼクティブフロアを予約しましたが、それもサイパン就航価格で楽天トラベルで予約することができました。

みんなが待っていた直行便!

これから人気のデスティネーションになるかもしれませんね!

街をあげての歓迎ムード!

滞在中の土曜日の夜、サイパンの日本人会主催の、スカイマーク就航を記念した、また何日か遅いクリスマスと新年を兼ねた、お祭りがありました。

広場も大々的に歓迎ムードです。

会場になった広場は、ちょうど、フィエスタリゾートとハイアットの前の道路にあって、スカイマークの飛行機をかたどった、デコレーションとか、オーナメントが飛行機型のツリー、スカイマーク歓迎の旗やサインがたくさん飾られていました。ここには、日本人が好みそうなお店が固まっていて、日本人街も近いのでしょう。街をあげてスカイマークを歓迎している様子がわかります。

夕方になると、こんな風に点灯します。

直行便がなくなって以来、サイパンは韓国と中国からの観光客に支えられることになりましたが、中国人のマナーの悪さが、サイパンの旅行業界で働く人を悩ませていました。

それが、まちに待った、日本人がやってくるのです。

今日はぜ~んぶまとめて、お祭り👍👍

日本人学校の子供のお習字や絵が飾られ、舞台ではお餅つきやダンスのショウ。

日本人会が主催するテントではあべかわ餅やおしるこが振舞われました。

明日の朝7時半までにPADIダイビングライセンスのための、5枚の確認テスト提出と、その後に本当の試験があるようなので、日本食レストラン、ふる里の出店で日本食の夕食をテイクアウトして部屋で勉強することにしました。もちろん、お酒は今日は飲みません。

ホテルに泊まる前に2日間、ダイビングショップで宿舎をとっていました。アパートメントはダイブショップのオーナーと一緒の建物の3階にありました。キャプテンズ・ロッジといいます。一人使用だったので、広くて快適でした。フィエスタリゾートからは1分もかからないくらいの近さです。この日、久しぶりに海に入り、疲れていたので、眠いけど、寝られない。勉強不足で苦労してしまいました。

キャプテンズ・ロッチのお部屋。2泊お世話になりました。

成田から3時間半、時差1時間の快適さ

ちょうどバブルのころに、グアム・サイパン ブームがありました。私は、その少し後に1度来たことがありました。建物はそのころ建てられたものが多いように見えて、かなり老朽化した建物が多いのです。が、すぐ横に金ぴかのカジノと5つ星ホテルが建設中でした。このカジノはすでにオープンしていて、中国人が好きそうな、ものすごいきらびやかさです。

目の前にできているカジノ。昼間でも人がいた!!

サイパンもまたもう一度、次の発展がやってくるのかな、という感じがしました。

海は静かで澄んでいて美しい。静かで、素朴な環境を守ってほしいですね。

フィエスタリゾートの部屋から。虹の橋がかかって。

それにしても、日本からは沖縄へ行くのと変わらない近さ。寝ることも忘れて食事を堪能しているとあっという間に到着できる、新しいデスティネーション。日常に疲れたら、数日間エスケープするのもいいかもしれませんよ。

夕暮れもずっとたたずんでいた、休日でした。

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