9月の誕生日にサーバーをレンタルしてから試行錯誤の3ヶ月半、やっと今日ご案内します。
お誕生日おめでとうございます。
■ここで生まれたブログの原案
世界は私のもの!というタイトルは、9月にバリ島を訪れた際に、兄貴和僑さんのお宅で私に「
世界はあなたのもの!兄貴和僑」というメッセージをいただいたことから、ブログのタイトルにさせていただきました。単なる旅行記ではない、人との繋がりやご縁を織り込んだ、フェイスブックやブログの記事を書いていこうと思いました。
今日は丸尾さんの50回目の誕生日です。おめでとうございま~す!
このブログを創る原動力を与えてくれてありがとうございます。大変感謝しております。
■懐かしい自然が残るヌガラ地区
丸尾さんの住むバリ島西部のジュンブラナ県(Jembrana)ヌガラはデンパサールのクタやスミニャックのエリアから車で3時間半。バリ島の西部にあります。隣のジャワ島からの交通の要地でもある反面、自然の美しい静かな佇まいを残しています。近い将来、高速道路も通るようで、これから沿線の開発も進んできそうです。
■ジェゴクの歓待

兄貴邸で、夜、ジュゴクの楽団の演奏と踊りを見せてもらいました。
Jegog(ジェゴグとは?) バリ島西部ヌガラに伝統芸能として伝わる大きい竹筒打楽器。人間の耳で聞き取れる最も深い重低音を発することができるとか。この音が人間と共鳴し幽玄なパワーを生むとされています。
「深い、偉大な」という語源のとおり重低音は深く、体を全て包み込むような優しい音色。
西洋音楽はド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7音音階、インドネシアで有名な青銅打楽器 のガムランは5音音階ですが、ジェゴグの音階はラ・ド・ミ・ソの4音音階で構成されています。なんでも、4音階の竹の打楽器は世界でもジェゴグだけで、それぞれの音は東西南北の方位と色を表していると考えられています。
ナウォ サンゴ(Nawa Sangga)と呼ばれる バリヒンドゥの方位論では、
1音の色は黒、水の神様ヴィシュヌ(vishnu)
2音の色は白、太陽の神様イスワラ(iswara)
3音の色は赤、火の神様ブラフマ(brahmaa)
4音の色は黄、土の神様マハデワ(mahadewa)
この4つの神様のパワーを授かって音楽が奏でられ、5音目は演奏者を通じて音が響き出すと信じられています。

ジェゴグは演奏する場所、時間帯、空気の流れで微妙に音が変わってくる楽器。 とっても神秘的です。

丸尾さんはこの独特の文化の保存のためにジュゴクの楽団を持っていて、呼んでいただいたのは子どものジェゴク。その可愛らしい、また妖艶な踊りを見せてもらいました。綺麗な衣装をまとっているのは小学生から高校生くらいの子供達でしょうか。小さい子供たちから順番に踊りを見せてくれました。
男の子は演奏担当。どうしても女の子みてしまう。
この音を聴いているとバリに来ているんだなあと実感。

最後はゲストみんなと記念撮影。