ヒンズー教の神様、ガネーシャがいっぱい! ★インドで大人気!

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インドの人たちにとって宗教はとっても大切。ヒンドゥー教では、多数の神々の中から自分にもっともあう神様を選んで崇拝することができます。一日は神様に祈りをささげるところから始まります。

ヒンズー教の神様は一人ひとりの周りにいる。

一人ひとりがお気に入りの神様を車の中や携帯のお財布の中などにもっていて、いつも目につくところに置いています。初日に泊まったホテルにはシンディ・サイババの像がロビーにありました。お祭りの次の日でお花でお飾り。  
ホテルのロビーに飾ってあったシンディ・サイババの像。どこでも神様がみている。

ホテルのロビーに飾ってあったシンディ・サイババの像。どこでも神様がみている。

ムンバイで会社を訪問したら、いろんなところにガネーシャがいっぱい。

工場の中にも祭壇にはガネーシャが祭られている。

工場の中にも祭壇にはガネーシャが祭られている。

中でもガネーシャは特に人気のある神様のようです。この神様は障害を取り除き、人間の努力を実らせてくれる至高の存在。会社の玄関ホール、工場の柱の上、個人の机の上など、たくさんのガネーシャがいました。それは小さい絵であったり、置物であったり、スクリーンセーバーであったり。

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玄関に黄金に輝くガネーシャ。ヒンズー教でなくてもとっても惹かれるユニークな存在。私も一枚黄金のガネーシャの絵を持って帰りたいと思いました。富と叡智の象徴で、インドだけでなく、タイなどでも大人気。日本でも有名な夢をかなえるゾウ。ガネーシャがいたら富と知恵が舞い降りてきそうです。  
黄金のガネーシャ。富と知恵を運んでくる

黄金のガネーシャ。富と知恵を運んでくる。この絵、ご利益ありそうです。

  ガネーシャは頭だけがゾウ、ぷっくりと太った神様。足元にはいつもネズミの姿がある。じつはこのネズミ、ガネーシャの乗り物なのです。 また、ガネーシャの牙の片方は折れていて、伝説によると、とある月夜の晩にふらふらとガネーシャが出歩いているとき、目の前を横切った蛇にネズミが驚き、主人のガネーシャを振り落とした拍子に牙はその衝撃でポキリと折れてしまった。折れた牙は今も行方不明のままという、神様らしくない話、が残っています。  

ガネーシャ神話。シヴァ神とパールヴァティーの息子

ガネーシャの生い立ちは、シヴァ神(破壊の神)の妻パールヴァティーが自分の垢で人形を作り、その人形に魂を吹き込んで息子にしました。そしてこの息子に自分が入浴中の門番の役割をいいつけたのです。 そんなこととは知らずにこの家に戻ってきたのが夫のシヴァでした。でも、シヴァとこの息子は初対面、お互い「入れろ入れない」の押し問答になり、怒ったシヴァは息子の首を切り落としてしまいました。 パールヴァティーは、まさか自分の夫が息子を殺してしまうなどと想像もしていなかったから、この事態に激しく動揺し、嘆き悲しみました。シヴァはもともと同情心の強い神様で、何とかしなければと、とにかく家来のたちに「すぐに何でもいいから首を用意してこい」と命令、ようやく見つけたのがゾウだった。ゾウは哀れにも首を切り落とされ、その首を死んだ息子の胴体につけて生き返らせた。こうして生まれたのがガネーシャなんだそうな。

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なんだかんだ言って人気者のガネーシャ。毎年9月にはガネーシャ・チャトゥルティというガネーシャの誕生日をお祝いするお祭りがおこなわれています。

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