CRH中国新幹線「和諧号」一等車両の搭乗記 と中国的教訓

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こんにちは。Maryです。今年のGWは広州と桂林へ行ってきました。

ずっといきたいと思っていた桂林。あの水墨画の世界に入ってみたい❤ そんな思いを叶えるべく、中国一人旅をしました。いつも大都市ばかり訪問していますが、今回は広州から新幹線移動で桂林です。私にとってもちょっと冒険でした。 これから、桂林や広州について書く前に、私の今回の旅の個人的なハプニングと感想を書きま~す。是非参考にしてね。
日本の新幹線とほぼ同じ、中国の和諧号、ピカピカです。

日本の新幹線とほぼ同じ、中国の和諧号、ピカピカです。

凄いぞ新幹線和諧号。まるで空港のような完璧さ

教訓1。電車の切符は予め予約しておくこと。 新幹線、今回、広州南駅から桂林まで切符を買う予定でしたシステマティックになってきた中国、かんたんに切符なんて買えると思っていた。 ところが!!!! 日本のメーデーにあたる休日を含む連休。インフォメーションセンターで聞くと、桂林行きの新幹線、今日の分はまさかのすべて満席。念のために広州東駅まで出向いた。
新幹線の駅は券売所もピカピカ。普通の駅だと、これがごちゃごちゃなんですよ~

新幹線の駅は券売所もピカピカ。普通の駅だと、これがごちゃごちゃなんですよ~

窓口は長蛇の列。しかもどこの窓口に並んだらいいかがわからない。ほとんど英語が通じない!!ウロウロとしながら、英語話せますか~と探すこと、探すこと。 やっと、やっと、親切な人現る!!!! 彼に教えてもらって、正しい窓口でじっと待っていたら、いきなり販売員がいなくなった!!!どういうこと??よく見ると書いてある。11:30~12:00まで昼ごはんだと。 ほんとになんの前触れもなくいなくなる。えっ!?今まで延々と待っていた人はどうなるのよ!! 他のところに並び替えても、そこで彼女が食事から戻るまで待っていても結局同じくらいの時間がかかるのです。 30分後に悪びれず、また現れる。でもやっとたどり着いたのに、今日のチケットは全て売り切れ。予定外に広州に宿泊することに(涙) 今は写真月のIDカードがないと切符が買えません。パスポート等を登録しておけば事前に買える。しかも、次の日のチケットは窓口で買えるけれど、先の日のチケットは窓口では買えない。まったく疲れる!

まるで空港のような新幹線の駅

教訓2.大音量に耐えること。 この新幹線の駅ができる前は、普通の田舎の風景で、建物もたくさんたっていただろうに、と思うほどに広い、大きい、超きれい。昔のように人々が電車にラッシュして乗り込むという無秩序なことがおきないように、今は、特急電車でも船でも定員以上の人数は、入れません。 中国は土地はぜ~んぶ、国家のもの。だからドラスティックになんでも一掃して、なんでも建設しちゃう。この潔さ、日本は真似出来ない。
広州南駅のターミナルです。空港sじゃありませんよ!まるで空港のような広さとデザインです。

広州南駅のターミナルです。空港sじゃありませんよ!まるで空港のような広さとデザインです。

このきれ~いな大きな新幹線の駅で、搭乗口に出発の30分くらい前に呼ばれる。ほんとうにさながら飛行機に乗り込むゲートのようです。
プラットフォームへ降りる待合所、さながら空港のチェックインカウンターターミナルのようです。

プラットフォームへ降りる待合所、さながら空港のチェックインカウンターターミナルのようです。

乗り込むと、うん、一等車は席も広くてなかなか快適。前方のミニスクリーンには時速245kmなんて表示がでる。さすが高速鉄道。社内販売もある。コーヒーも売りに来るし、お菓子も。まるで日本の新幹線です。   ところが、です。 ひとつ大きく違うところ。それは、周りの席の人がとにかくうるさい!!!! 電話。なんであんな大きな声で話すんだろうというくらい大音量。それからゲームの音。テレビ。笑う声。中国人はみんな耳が遠いんじゃないだろうか??? それは船の中でも、どこでも同じ。とにかく、アナウンス、お知らせ、うるさい。そんなに大きな音で言わなくても!!ショーを見たって、頭にキンキンするほどに甲高い声が大音量。これには辟易します。静かな空間がほしいよ~!!
中国の都市間を驚くほど早く結ぶようになった和諧号。一等車にのりました

中国の都市間を驚くほど早く結ぶようになった和諧号。一等車にのりました

広州から桂林まで、乗ってしまえばストレスなく、あの水墨画の広州の世界まで運んでくれます。 一つ難点といえば、広州国際空港から広州南駅まで電車やバスのアクセスがなく、遠いこと。タクシーで1時間弱。200元程度。 私は、飛行機で一直線が好きだなぁ。でも電車の旅、好きな人は景色が楽しめてGoodですよ。

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そして、新幹線とは関係ないけれど、ネット規制!

教訓3。通信は繋がらないと思って、諦めること。 別にね、中国の人はなんにも問題ないのよね。 わたしたち外国人は、とにかく全部規制されているような感じ。でも今回の旅、広州と桂林ではFacebookはなんとか繋がった。良かった良かった。 Wifiはほとんどのお店で使えるようでしたが、私はほとんど何もつながらない。Yahooだって、いらいらするほどに繋がらない。とにかく遅い。つながるまでどれだけかかるの!? こんな記事を先月上海に行ったときに書きました。 中国の情報規制でインターネットがつながらない! 帰りの空港ラウンジで「ここなら!」と接続してみました。でも、やっぱりだめ。LineもMessengerも。どんどん、メッセージが入ってくるのだけは、わかるんです。でも読めない。中国人で広州南駅で切符を買うのを助けてくれたVincentが教えてくれたVPN、Greenをインストールしてみた。それでもあまり有効ではなさそうだった。 帰りの飛行機、JAL088便。溜まったメールを処理しようと、1時間Wifiを購入。 そしたら、つながらない。Cabin Attendantが、つきっきりで、おかしいですね~なんて行ってくれる。結局、 「中国の領空にいるうちは、どうも繋がらないようですね」。との結論に。え~~っ、なんてこと。 それが、本当に日本に近づいたら、通信がすべてつながるようになりましたよ。

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