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雪のある時だけ開催されるペンギンのお散歩
ペンギンのお散歩は冬シーズン限定です。 冬シーズンとは12月から4月初旬まで(年によって、7日とか9日とか)ペンギンのお散歩は冬シーズンの、雪が十分にあるときに開催されます。今年は4月9日までです。 そのあと1ヶ月半、動物園はおやすみ。6月の後半から、夏シーズンがスタートします。ペンギンのお散歩の経路について
雪が十分にあって、ペンギンの散歩道が雪で完全に覆われていること、これが条件です。雪がなくなって、土やコンクリートが出てしまうと、ペンギンの足の裏を傷つけてしまう。 ペンギンお散歩は11:00からと14:30からでした。 なんとなんと、500mの距離をお散歩するのです。折り返し地点からUターンして下の道へ。人間は車道から見守ります。ペンギンはなぜお散歩するようになったのか?
ペンギンのお散歩の前にペンギン館にて飼育員さんからペンギンについて説明があります。 お散歩に参加するのは主に皇帝ペンギン(キングペンギン)です。とってもご立派なペンギンで、幼稚園児くらいの大きさがあるものもいます。 お散歩はなぜするのかというと、お客様のためにするのではありません。ペンギンたちの運動不足解消に行われるのです。野生の皇帝ペンギンは餌をもとめて、遠くまで集団で歩いたり、泳いだり動くのが普通です。ところが、動物園のペンギンは、餌はある、外敵はない、で、必然的に運動不足になるというわけ。 でも、このイベント、ペンギンが主体ですから、歩きたいペンギンだけ歩いてもらいます。気分でない鳥は獣舎でおくつろぎ。なので、たくさんのペンギンの行列のときもあれば、小グループでのお散歩もある。 スタスタと歩くときもあれば、1時間もかかって歩くときもあります。 ペンギンが歩くのに必要な条件が揃わなければ行われません。 彼らが主体なのですから、決して歩かせてはいないというわけです。それでも最後尾には飼育員の人が歩いて、なんとなく、道草せずに毎回歩き終えるようです。 ペンギンのためのイベントで、人間が殊の外大喜びしたということなのです。今では決して外せない旭山動物園の冬の一大イベントです。 この時期、羽が生え変わっていて、茶色い羽毛がでているペンギンもいます。Sponsored Link
さあ、ペンギンについて歩いて行こう!
飼育員が話を始めているころから、歩きたいペンギンはソワソワ。羽を広げてアピールします。 皇帝ペンギンだけではありません。この日はチビのジェンツーペンギンが猛アピール。先頭を切って、勢い良くあるきはじめました。この子は一匹、果敢にお散歩に参加、とても楽しそうに歩いてきます。 人は沿道でペンギンたちが歩いてくるのを待ち構えます。沿道は赤いテープがラインのように引いてあって、ここから中へ入ってはいけません。 前列はしゃがんで、ペンギンの目線でペンギンたちを待ちます。「わ~かわいい~っ」という歓声とともにペンギンたちが登場してあっという間に通り過ぎていきます。本当に顔とペンギンとの距離が20cmほどになるほど、人の方へ寄ってきたりもします。 過ぎ去ると、沿道から離れてまたまたず~っと先回りして、ペンギンを待ち構えます。この繰り返し。何回見ても飽きないほど、可愛いのです~!! 最終コーナーに差し掛かり、流石にチビくんは息切れ?やはり先頭を行くのは一番強そうな若い皇帝ペンギンでした。 このイベント、午前中のほうが混んでいました。特に平日開催の2回目はすいていて、シャッターチャンスも無限大。でも天気に大きく左右されるでしょうね。 私は流石に旭川に1月、2月は尻込みしてしまい、3月の登園となりました。今年は雪が多かったから問題なかったけど、暖冬の冬は雪がなくなり次第、3月半ばでも終了。冬の楽しみは北の動物園ならではの動物がみられること
冬の旭山動物園。この動物園は、さして珍しい動物はいません。 その代わりに北海道ならではの動物がたくさんいます。フクロウ、キツネ、シロクマ、北極オオカミ。これらの動物たちは雪の上で毛や羽が真っ白に。オオカミやシロクマはとても元気。アザラシやアシカも同様です。 とくにオオカミは群れで、岩山にあつまり、なにやらお話している様子。 夏シーズン。お客さんが一番たくさん訪れるシーズン。夏は夏で元気な動物たちが違います。 旭山動物園のすごい行動展示 。真冬の動物園を見てほしい。 その他の動物については関連の記事を見てくださいね。 楽しい動物園見学ができますように~!Sponsored Link