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その人は、みんなに兄貴とか丸さんとか呼ばれていて、本で読んで、見たとおりの全く気さくな人でした。
初めてのNegara、初めての出会い!
私は初めて会う人の家に来て、固まっていました。しかも、初めてのお客を泊めてくださるというのです。私はてっきり、本で「出稼げば大富豪」や「大富豪兄貴の教え」で読んだ、近所の「豪華なヴィラ」へ泊まるのかと思っていたら、ご自宅の別棟に泊めてくださるとのこと、無茶苦茶、緊張した。 一人で初めてだから、ビラ1のほうがいいだろうという心遣いだったということをあとで知った。 私がその日のゲストでは午後一番乗りで、秘書のかわいいお嬢さんを交えて、膝を詰めてご挨拶した。なにを話したかわからないほど、初めは緊張していたが、とにかく、いきなり来た私を家に寄せてくれてありがとうございました、と精一杯伝えました。 刺青が入っていて、上半身裸でぱっと見は怖かったけれど、私が質問したことに対して、丁寧に、ほんとうに丁寧にご自身の考え方を伝えてくれました。Sponsored Link
初めて会って、話したこと。
「たくさんの人が来て、同じようなことを聞くのではないですか?」「大切なことだから何度も言うんや。500回でも1000回でも言っとる」 兄貴は何十年も日本に帰っていないと思えないくらい、日本の今抱えている問題とか、私たちの子供世代のこととか、バリ島の近未来とか、をとても身近に語っていた。 唯の飲み会のような雰囲気ではなく、真実としての言葉で、真剣に語ってくれたのが、とっても印象的だった。 「すべての宗教を受け入れるバリ島には周りの国々はこぞってやってくる。」 そう、インドネシアのなかでここだけヒンズー教なのだ。 私の感じていた、ASEAN、インド、中国の動きとバリ島の発展の波の話がストンと落ちた。 Waveが来るね、バリ島。ほんとうにそう思った。Sponsored Link