3年ぶり、久しぶりのインド行きとなりました。今回は仕事だけで観光まったくゼロの旅でしたが、インドの仲間といろいろと話しながら、さまざまな発見をしました。
ボリウッド、クリケット、独特の時間が流れる、カリーの国インド
ムンバイまでは全日空の直行便で8時間。遠い遠いインドと思っていたら、あっという間につくところになりました。私は出発直前からひどい風邪をひいてしまって、健康には不安を抱えながらのインド訪問でした。おまけに2泊4日の強行行程。仕事が終わったらそのまま帰国便に乗る。
体力が弱っているから日本のミネラルウォーターやポカリスウェットを持ち込み、風邪薬から下痢止め、胃腸薬まで薬もすべて持ちました。
インド人の社長さんには、日本のウィスキーをお土産に。飲むのかしら、怒られないかなと心配していたけれど、大好きだそう。豚や牛のお肉も国外なら食べるというフレキシブルさ(笑)。
ムンバイ的喧噪。渋滞と車の流れからインドを感じる
ムンバイの交通渋滞。終わりなき車の列が延々とつづく。空港へは余裕をもって。
ムンバイといえば、渋滞。空港から郊外へ行くのだって1時間半もかかりました。ムンバイの中心地は全く通ってないのに、毎日、毎回渋滞です。どうしてこんなに車だらけなんでしょう。
1 Lakh(ラック) Car =10万円の車、TATAもたくさん走っています。
車線など、まったく関係なし。頭をちょっとでも入れたら勝ちでぐいぐいと入っていきます。これで交通事故がないのが感動ものです。十字路はT字路はぞっとします。
自分の座っている席の真横に頭から車が突っ込んでくる!!90度に車が突っ込んでくるってどういうこと!!!隣の車との隙間はわずか20~30センチ。車線変更、U-ターン、なんでもあり。これでよくぶつからないと本当に関心。
そんな危ない車のせめぎあいの中に、物売りのおばあさん、子供、赤ちゃんを抱いたお母さんがぺったりと窓にくっつく。
なので、時間には充分余裕をもって行動してくださいね。インド中でも一番渋滞が激しいとされるムンバイ都市近郊。インド人でも移動時間には相当に気を使っているようです。
見るとインドのトゥクトゥク、
オートリキシャ。ホロのついた三輪タクシーがたくさん走っています。排気ガスで乗るのも大変。ムンバイは特に雨季は大雨が多いのでホロは必須なのですが、滝のような雨にはきっと役には立ちませんね。
インドは3回目。今まで一度も自分でふらふらと歩いたことはありませんでしたが、流石に3回目になると、少し冒険をしてみたくなります。
以前はインドの人は怖いイメージがあったんですが、今回はいろんな人と話してみて、ムンバイの人は笑顔がチャーミングで純粋、それに少し洗練されているとさえ思えました。さすがインドで一番、物価の高い都市です。
インドの数字の位取り、欧米と違うことを知ってますか?
インドでビジネスをしていると、ラック(Lakh)とかクロー(Crore)という言葉が頻繁に現れ、最初は戸惑います。最初だけではなく、私などは今でもわけがわからなくなってしまいます。
インドでは、数が大きくなると、Millionなどの西洋の単位ではなく、10万を1ラック、100万を10ラックスというふうに表します。1000万になると、100ラックスとは言わずに、1クローといふうに位がアップします。そして、1億が10クローになります。
コンマの取り方も違うんです。これが、小数点以下とまじって紛らわしい。3ケタの区切りの次は2桁です。慣れるのは大変です。
india-lakh インドでのくらいの取り方は違う