6月 皇居 勤労奉仕の第3日目 – お土産と記念品のススメ!

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梅雨に入って、今日はあいにくの雨模様。あまり激しく降らないでほしいと願って集合。 雨が降るとお庭での作業はできません。皇居内をご案内していただいて、お昼で解散になることもあるのだそう。

小雨の朝!でもテンション上がってます。今日も出発!!

これまでのストーリーはこちら!
平成最後の年、勤労ご奉仕に参加しました~。 平成最後の30年6月4日。今上天皇陛下、美智子皇后陛下に今年は何としてでもお目にかかりたい!強...
昨日と同じように朝7:15に 和田倉噴水公園に集合しました。毎朝皇居に入る前には点呼があり、皇宮警察が届け出のリストと身分証明書をチェックし...

皇居の宮殿回りで過ごした雨の日

そんな心配をよそに、小雨の中、今日の担当地区をご案内して頂きました。雨でもとても楽しみな一日のスタートです。 今日の平成撫子倶楽部の担当清掃場所は、天皇皇后両陛下が各種皇室行事で使う、宮殿周りです。

宮殿の広間。元旦にはここに5000人の人が入ります。

宮殿は、海外からの国賓を晩餐会でおもてなしする時、また叙勲や歌会始などで、来客がある時に使います。車寄せは南、北、西、本車寄せと、4カ所あり、来客やイベントによって使い分けられています。宮殿は地上2階地下1階、8つの建物からなります。地下には約400台収容の大駐車場があります。宮殿の建て替えは、昭和43年・1968年に完成。今のお金で約500億円かかったそうです。 正殿、豊明殿などは海外からの大使就任の信任状伝達式や、国賓の晩餐会に使われています。 今、新任大使就任式は、東京駅へ馬車でお迎えに行きます。お客様を😃北車寄せまでご案内するのです。お客様は馬車かロールスロイスかを選ぶことができるそうですが、大抵の大使は、馬車を選ぶそうです。想像するだけでロマンチックなおもてなしですね。新装された東京駅丸の内駅舎と、エジプトに次ぎ世界で2番目に古い皇室が住まう伝統ある皇居は、デザイン的にも一体を成しています。

東京駅、よく見てください。この建築様式。アムステルダム中央駅をまねして作ったともいわれています。

そこを馬車と数十頭の馬の車列が、悠然と皇居に入っていくのです。新任の外国大使も、「日本の駐在大使になって良かった」と、さぞや誇りに思う瞬間でしょう!   豊明殿は、お正月や天皇誕生日の一般参賀の時に、天皇陛下がお立ちになる場所です。最近はご退位発表後に参賀者が2倍になってしまい、今年は約5万人、列は東京駅まで届きそうでした。 一般参賀者が入る東庭に敷き詰められている石は、水はけが良い和歌山県の石で、水たまりはすぐになくなってしまうほどです。 豊明殿の裏側には、正殿、回廊、千鳥・千草の間等で囲まれた中庭があります。ここには那智の白石玉砂利が敷き詰められています。10年に一度、これを洗う作業を勤労奉仕で賄いますが、それだけで3ヶ月もかかるそうです。この石も、那智でしか取れない貴重な石。何十年も手作業で丁寧に洗って、引き継がれて、石の一つひとつまで、大切にされています。 私たちの作業は、中庭に植えられている白梅紅梅の落ちた実を、拾って片付けることでした。傘を☂️さしながらでしたが、楽しい梅の実ひろい。いい匂いで、落ちているのがもったいないくらい、きれいな梅の実です。傘をかご替わりに梅を投げ入れ、アッと言う間に山のような梅の実がたまりました。 宮殿のお庭は緑の芝生を敷き詰めた、和洋庭園が素晴らしく美しい。そして、正殿の屋根の上には、金属製の2羽の瑞鳥が大きく羽根を広げています。1羽の重さが900kg、高さは2.5mです。裏庭には、つつじ18種で作られた巨大な亀の刈り込みが2体ありました。 つつじ苑には新緑や紅葉🍁が楽しめるライトアップがあり、清流にはホタルが飛ぶそうです。この庭を眺めながら、天皇陛下が執務されるお部屋、ご進講を受けるお部屋などがあります。   本日は天皇陛下から御礼の品が頂けるということで、団長と3人の団員が代表で宮内庁庁舎に取りに行きました。居ずまいを正された宮内庁課長補佐さんから、 「天皇陛下から賜りがありましたので、謹んで伝達いたします」 「皇居、赤坂御用地の勤労奉仕、たいへんありがとうございます。」 とのお言葉を頂きました。 賜りものは、皇室 の非売品写真集と菊の御紋の和三盆菓子です。 雨の日でも正殿裏の美しい日本庭園の鮮やかな緑は忘れられない景色でした。

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雨の恵み。靖国神社正式参拝を経験

雨天のため、午後の賜りものが午前中に繰り上げになり、お昼を食べて解散。 空いた時間を利用して有志で靖國神社⛩に、正式登壇参拝に行きました。 靖國神社は、大きな鳥居のある神社で、いつもたくさんの人でにぎわっていますが、今日は雨でひっそりとして、ゆったりと時間を過ごすことができました。 靖國神社には、明治維新後国の為に命を捧げた英霊274万6000余柱が祀られています。行きやすい場所ですが、正式参拝という機会はなかなか恵まれない、これも貴重な時間でした。 皆でまとめたご祈祷のお金をおさめ、神職に導かれて壇内へ上がりました。お祓いを受けて、神職が祝詞を奏上、団長が榊を上げ、全員で、2拝 2拍手 1拝 しました。(2礼 2拍 1礼 は違います) 神さまへは拝と言い、90度、人には礼と言い、45度、の角度でお辞儀をします。 イマジンさんは日の丸の国旗を購入し、一緒にお祓いを受けていました。日本人も祀られるバリ島の英雄墓地に奉納するそうです。 靖国の同じ敷地内にある「遊就館」では、本物のゼロ式戦闘機が展示してあります。海に散った若き特攻隊員の家族への手紙や、送り出した故郷の人が寄せ書きした日の丸など、涙なくして見られない、胸を打つ展示物がたくさんあります。ぜひ一度足を運んでください。

ここには本物のゼロ戦があります。とてもきれいすぎて切ない。

皇居でのお土産選び

皇居には売店があります。ここには皇居でしか買えない、貴重なお土産が買えます。毎日11:30から開店し、お昼時の売店の前には長蛇の列ができます。 菊の御紋の入った、金貨と銀貨のチョコレートは大人気。カステラやお饅頭などもあります。同じく御紋の入った、長財布、キーホルダー、ネクタイピン、お茶筒、ボールペンなど。持っていたらその場の話題をさらえそうなものばかり。しかもかなり安価です。宮内庁ご用達に選ばれた業者の、採算度外視した心からご奉仕するお気持ちの表れでしょう。 これも良い思い出になりました。このお財布に入れていたらお金も喜んで仲間を連れてきてくれそう。   続きはこちらから!6月 皇居勤労ご奉仕の4日目 – 赤坂御用地で園遊会!?

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