タイで徳を積みました!タムブン で魚と鳥を自然に返す(2)ワットラカン

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お祈りをしてもらうとバケツをもってチャプラヤー川へ。いよいよ魚を逃がします。

タイで得を積みました。

タイでは得を積むことをタムブンと言います。なんでも善行をするとタムブンになるそうで、捕獲された魚や鳥を自然に戻すことも善行の一つとしてタムブン認定(笑)されているみたい。タイの人はみんな知っている、この徳の積み方。ワットラカンではそんな体験ができます。 この記事をはじめから読む (1)へ

チャプラヤー川でのタムブン。まず小鳥から。

川のほうへ歩いていくと、おばさんが立っていました。するとおばさん、私にスズメの入った鳥かごを指して、「この鳥、放すといいわよ」 オーケー、この際、鳥も逃がしてたくさんタムブンしちゃおう。100バーツ。
鳥を逃がすタムブンの誓いを読み上げる

鳥を逃がすタムブンの誓いを読み上げる

鳥かごから鳥を放つタムブン

鳥かごから鳥を放つタムブン

  何やら、呪文の書いてある紙をおばさんはサンスキットさんに渡します。それ読んで、と促した。タムブンの誓いなんでしょうか。彼はチャプラヤー川を背にして、それを声に出して読み上げました。 まずは私がかごを開けてスズメを逃がし、空高~く彼方へ飛んで行ったのを見送りました。かごのスズメもやっと自由になれた。よかったね。

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■さあ、選んだ魚を逃がそう!

選んだ10匹の小魚と1匹のカエル。願いを込めて、5種類くらいの魚をミックスしてバケツに取ってもらいました。川の中を覗き込むと、そこにはオオナマズがうじゃうじゃ!!!   見ると、ナマズ用のパンの塊が差し出され、ソンキアットさんは、それも買っていた。パンを待つオオナマズたち。たくさんのナマズたちが濁った川の水の中で、上からも見えるほどたくさん寄ってきた。 え~これもタムブンなの???ナマズに餌をやるって善行なのかしら。
パンにオオナマズがたくさん寄ってくる。これもタムブンか

パンにオオナマズがたくさん寄ってくる。これもタムブンか

そしてその横には、川のふちに掴まって止まっているたくさんのサギ(鳥)。 じ~っとこっちをみてる。投げ込まれる魚を狙っています。ナマズに食べられるかサギに食べられるか。逃げ切るか。川に放たれる魚たちにもかなり生存競争の重圧が。。。

まずは、黄色いヒキガエル、じゃぼ~ん。泳いでく泳いでく。ちゃんと捕まらないように逃げてよ。カエルを必死に応援してしまう。それほど、この生存競争は厳しそう。さっきのスズメとは偉く違う。
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カエル君頑張って泳いでね!

IMG_3882それから小魚の入ったバケツをひっくり返すと。。。一匹のサギが急降下。川に入ったか入らないかの一匹の魚をゲットして上に飛んでいきました。ああ、あの魚。恋愛だったか、愛情だったかの白い魚~!!! 魚にとっても命がけのタムブン。投げ入れた者として、生き残ってほしいと願うばかり。
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ワット・ラカン あなたも得を積んでみませんか?

帰りの車の中で、ソンキアットさんが、つぶやく。 「僕も今日は得を積めてよかったよ。とってもハッピーな日だ」。 私はなんだかんだと彼に余分な散財させてしまったような気がして、申し訳なかったんですが。 バリでも思ったけど、信じている神様、仏さまにお金を使うことは彼らにとって喜ばしいことのようなのです。 駐在の友達が後で言っていました。 「タイ人たちと楽しい社員旅行の観光中、自由時間があって、たまたまそこにお寺があったら、ほぼ全員がお土産にお金を使わず、お供え物を買ってお寺に奉納してお祈りをしてたんだよ」。 神様、仏さま、大事にしているのね~。スクンビット通りで花を編んでいるおじさんと、立ち止まって買っていった人たちを思い出しました。

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