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立教大学観光学科卒業後のミッションは!?
今仁さんは立教大学観光学科の第3期生でした。旅行業界で大活躍と思いきや、就職したのは旧通産省の余暇開発センター(当時)というところ。新人イマジン君の与えられたミッションは「世間の人々が余暇を楽しむ環境をつくりだすこと」。具体的には何を!? 当時まだアメリカ統治領だった沖縄にリゾート開発をして、リゾート施設を作ること!!。 新婚旅行は隣の町か、奮発して熱海の時代。一般人はリゾットなら知っているけどリゾートなんて知らないぞ~という時代に、沖縄でリゾート開発!若い青年にはさぞ刺激のあるチャレンジングな環境だったことでしょう。 沖縄海洋博覧会(1975)のためにリゾートホテルの建設や高速道路の計画に関わることになりました。そのため、沖縄に関してはとても詳しい。返還前の沖縄での貴重なお話もお聞きしました。今ある観光立県の沖縄のルーツ、ここにあり!!。 昔も今も、行動的で新しいことを始めるのが大好きだというイマジンさん。常に前向きでお洒落でダンディ。今日のパナマ帽はパナマに農業視察に行ったときに元建設大臣から贈られた記念の品、という本物です。ひょんなことからバリ島の王家とお付き合い
若い時にとても貴重な経験をして、その後、「チケットぴあ」やIT業界で華々しくご活躍されたイマジンさん。 仕事のご縁でホームステイ先として受け入れたのはバリ島、デンパサール王宮の王様の弟。日本滞在中に意気投合して、彼がバリに帰ったあとも、引き続きバリ王宮との交流が始まりました。彼とは親友と呼べるほど親しくなって、その後もバリ島に何度も足を運んだことがバリ島とのご縁の始まり。 奇しくも、昨年「空海の秘密」を出版するきっかけとなったバリ島でのご縁のルーツ。やはり、誰にでもなにかご縁のある場所というものはありそうですね。私も、そのバリ島仲間のご縁がきっかけで、東京で知り合いになり、富士山へ遠足に行ったり、何度もお会いすることになったのですから。Sponsored Link
スイス・アルプスで鳥になった経験
富士山麓の朝霧高原でパラグライダーが悠々と大空を飛んでいるのを観たときに、かつて、スイスのアルプスでパラグライダーで飛んだ経験があると聞きました。うわ~、なんて勇気のある、なんて爽快な経験なの!夏でも色のコントラストが強烈な世界。そこを鳥のように飛ぶなんて、私も経験したいけれど、絶対にできない。その場所は、パラグライダーができる人には、一生のうちにはぜひ飛んでほしい、ものすごい絶景です。 スイス・アルプスのベルナ―オーバーランド地方。アイガー、メンヒ、ユングフラウのふもと、白銀の山々を見上げるフィルスト(First)の丘でパラグライダーをしたというお話。高く飛んだ時にはるか谷むこうの断崖絶壁の滝のうえに張り付いているような村、Murrenミューレンを見下ろしたそうです。 私は、そのアルプスの山のホテルで1年間過ごしたことがあり、そこでの景色、空気感、音、光の具合など、五感に訴える感覚が今でも強烈な印象で残っています。あまりにも毎日苦労して自分自身に向き合い、問い、試行錯誤して過ごしたために、帰ってきてからの人生はものすごく楽に感じたことを覚えています。どうしてこんなに人生は簡単なんだろうと思ったほどでした。 だから単純にあのスイスの山の空間を知っている人に会うと嬉しいのです。あの時の経験、思い出して書いてみたくなりました。 お話を続けていくと、どんどんと旅にまつわる経験がでてきます。また第2弾のインタビューをお願いしようかなぁ。Sponsored Link