重要!セドナのボルテックス巡りで必要な準備

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憧れのセドナ。4大ボルテックスといわれる、エアポート・メサ、ベルロック、母音トンキャニオン、カセドラル・ロック。セドナに行って、これらの有名な場所に行かない人はいないと思います。

2度目のセドナを体験して、これらのボルテックスを歩く上での注意と必需品をお教えします。

エアポート・メサの山頂に立つ。ここは360度、セドナが見渡せるパワースポット。夕日の名勝で、山々が赤く染まる。

必要な準備のまとめ

セドナの過ごし方に必要なこと

・レンタカー

・登り方によっては現地のガイド

セドナのボルテックス巡りに必要なもの

・リュック

・水

・イボイボのついた軍手

・サングラス

・帽子

・トレッキングシューズ、もしくはそこが凸凹している滑らないシューズ

・汚れてもいい服装

・日焼け止め

・長袖のシャツ

初夏のセドナに咲く花々。可憐な花が咲いているが、ほとんどは乾燥地帯でも大丈夫なようにトゲトゲしている。

自然に包まれることは、自然の脅威も存在すること

ボイントン・キャニオン。岩に侍りついて、赤い山々に抱かれる。

ボルテックスを訪れるにあたっては、観光、または、軽いハイキングと言う感覚で行かないこと。せっかく行くので、だれもがセドナの壮大な景色の中で瞑想したい、そこそこの場所まで登りたいという気持ちになるのは理解できます。でも、中腹または山頂までの登頂を目指すなら、それなりの装備は必ず必要。また途中まで登るトレッキングでも、ある程度のポイントまで登らないと壮大な景色には会えないので、きちんと準備していくこと。

ロッククライミングと言うようなシチュエーションになることも多く、岩や木をつかんで登ることも十分考えられます。ある場所に到達するには、トカゲのように四つん這いになり、岩をつかみ、重心を前にかけてよじ登るという恰好。

 おそらく夏は気温が高くなりすぎて体力が非常に消耗する。

昼のボルテックスはとても暑いので、必ず水。時期的にはゴールデンウィークまたはもう少し早い時期がベストかもしれない。真冬でもセドナの山を歩いている昼間は、Tシャツ1枚でオーケーなくらいくらい暖かい。ただし冬は雪も降るので足元には十分に注意。天候が怪しいときには山登りは中止すること。

ボイントン・キャニオンのトレイル。赤土のトレイル。要所要所にこういったサインがたっている。

必需品としてはまず、両手があくリュック。ミネラルウォーターのボトル。イボイボのついた軍手。両手を必ず開けること。岩や木をつかむとケガします。木は針のようなとがったものが多く、手に突き刺さるサボテン系が多い。また、岩をつかまないと登れません。

防暑対策としてはサングラス、日焼け止め、つばのある帽子。これもひも付きで飛ばないものにすること。山や谷は風が強く、帽子が飛んで取りに行こうとしたら命取り。

靴はトレッキングシューズまたは底面がギザギザになって滑らないもの。旅行だったら軽くて滑らない工夫のある靴が必須。ボルテックス・クライミングは赤い砂に覆われているため、かなり滑る。雨が降るとさらに危ないので無理をせずに天候を見て決めること。また、風のつよい日も、あまり無理をしない方が良い。

セドナの雄大さに、人間は小さいと思ってしまう。山のエネルギーを存分に感じて。

おしゃれなセドナ。ボルテックスも観光に行ったような気分で映える写真のためにおしゃれしたい人もいるかもしれないけれど、きれいな服は基本NG。ベル・ロックなどは、降りる時に足場が確保できず、歩いて降りることができないような場面にも出くわす。そういう時は足場を探ってお尻で滑ると言うような覚悟が必要。安全第一。落ちると大怪我します。ジーンズでもまっ茶になり、洗濯してもなかなか落ちないので、汚したくない服では行かないこと。

10年前に行ったときには、夏の登頂は暑いためか、むしろ冬のほうが登頂している人が多く、よくわからないので、その人たちの後について登って行ったら、かなり山頂まで行ってしまった。前の人の足場をたどれる場合は、まだいいが、前に人がいない場合は、進んでいいのか、やめるべきなのかが判断がつかない。グループで登山する場合は現地ガイドを頼んだほうが安全かもしれない。

前は、もちろん今よりも体力はあったが、割と軽い気持ちで付いていったら、こんなところまで登ってもいいのかという場所にさしかかり、それでも必死の思いでついていった。運動靴も普通のもので、軽装備だったので、今思うと大変恐い。また軍手はしていたが、ベルロックを降りる際に3メートルくらい滑り、必死につかんだ軍手に痛々しく穴があいた。素手だったら、流血していたと思う。そんな経験もあり、両手をあけることと、靴と軍手の装備は万全にした。

ボイントン・キャニオンの頂。最後の山頂はよじ登ることになる。

観光で来ているアメリカ人はとても軽装でしかもタンクトップで登っている人が多いが、私から見ると、そんな恰好はかなり痛々しく、危険だと思う。長袖のTシャツを着る、もしくはユニクロのEVパーカーなどがあると便利。もちろん、軽装でハイキング感覚で来たため途中で諦める人も多い。

デビルス・ブリッジ。絶景だが、高所恐怖症の人はつらいかも。橋の上は見るほどに恐くない。

ボイントン・キャニオンなど、3時間、4時間のウォーキングになることも。日中暑いと

かなり体力は消耗する。水を飲んで、休息をとり、あまり日程を詰め込まないこと。

セドナの移動は車が一番。

ウエストセドナのメイン通り。セドナは四方が赤い山に囲まれている。

ここまで書いて、日本から行く人は、ツアーで行く人が圧倒的に多いのかも知れないと思った。もちろん、歩いて回れる範囲はある。連れて行ってくれるから、借りなくても大丈夫。

前の記事にも書いたが、セドナを100%楽しむためには、レンタカーは必須。

ボルテックスに限らず、食事の場所もアップタウンだけに制限されてしまう。物価も高い。

足がないと、セドナの印象がまるで変わってしまうほど行動半径が変わることを頭にいれてほしい。私からするとセドナまで行って、とてももったいない。

エアポート・メサへ登るトレイルで。サボテンがいたるところに生えている。

レンタカーはアメリカでは、当たり前のように借りるし、ナビは日本の携帯のGoogle Mapを車につければ、日本のように日本語での誘導が可能だ。今はカーナビ・レンタルする時代ではなくなった。事前に携帯やアイパッドにつける磁石と、車に取り付ける受け台を千円前後で手に入れていこう。あとはWifiが1台あれば、現地では、注意は必要だが、右側通行なだけで、渋滞もまったくないので日本を走るよりも走りやすい。

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