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セドナに着いてすぐ向かったのはエアポート・メサ。
エアポート・メサは、アップタウンからほど近く、山もそんなに大きくない、一番手ごろなボルテックス。それでも4大ボルテックスの1つで、大地の大きなパワーを感じる場所。
成田からの長いフライトを、ダラスからフェニックスへと乗り継いで、しかもフェニックスからの2時間のドライブのあとに到着したセドナ。本当はロサンゼルスやサンフランシスコから乗り継ぐのがよいのだけれど、コロナ禍の飛行機の運航のせいで、何度かフライトがキャンセル、結局出発日も変えて、ダラス経由のフェニックス行きとなった。
でもそのおかげで、マイレージで家族3人プレミアムエコノミー、日程もばっちり4月29日から5月7日とGWを目いっぱい楽しむことができた。
フェニックスには昼前に到着し、フライト疲れと眠さはあったけれど、到着した日は、夕陽の名所のボルテックスは行かずにはいられない。
エアポートメサの素晴らしい気を浴びて、われらがセドナを始めようと思った。
Contents
360度セドナを全部包み込める、エアポートメサの山頂に立つ
エアポートメサ。市街地から車でほんの10-15分ほど。アリゾナ州セドナの中心部には小型機専用のセドナ空港があり、大地からの不思議なエネルギーが宿るレッドロックに包まれた岩々が特徴のエアポートメサがその隣に位置する。駐車場は狭く(10台ほど)、夕陽の頃にはたくさんの人が山頂に集まってくるため、車を停めるのは大変。エアポートメサの駐車場をさらに登り、「エアポート・オーバールック」という展望台の駐車場に止めて、トレッキングがてら降りて、またエアポートメサに登ることにした。「エアポート・オーバールック」は駐車場が広いので車で駐車するには最適の場所。駐車場は道の左側にある。展望台は遮るものが何一つなく、こちらも素晴らしい景色の眼下を一望できる。
エアポートメサで、空に近いホテルを見つけた
少し坂の上にSky Ranch Lodgeという小さいホテルがある。あそこは、ものすごく気のいいホテルだと直感で思う。知っていたら絶対に予約して泊まりたいホテルだ。ここの夕景を部屋で独り占めできると思うとなんて贅沢な、と思う。
空に一番近いホテル。朝起きたらこの景色が広がっているなんて、考えただけで興奮してしまう。次は私は絶対に狙おう!
赤い岩の上のセドナの木や花たち
エアポート・オーバールックの駐車場からトレイル沿いに下って、エアポートメサの分岐へ。ここから5-6分もかからず山頂に到着。道中は久しぶりに見るセドナの景色にわくわく。赤い乾いた砂を踏みしめて、ハイキング道のような、ただの通り道のような、ちゃんとしていないトレイルを進む。道に咲いている花々やサボテンがまた新鮮でいとおしい。
昔、エアポートメサに登る分岐点のところにあった曲がりくねった木を娘が油絵に描いて、展覧会に出品したことがあった。セドナのパワーで曲がりくねった木。その同じ木はどの木だろう?と思いながら写真を撮った。10年経っても、きっとまだ、逞しくセドナに生息しているに違いない。
セドナは全部私のもの!
エアポートメサの山頂は360度セドナの街が見渡せる。サンダーマウンテン、コーヒーポットロック、シュガーローフ、カセドラル・ロック、ベルロックなどセドナを代表する山々がぐるっと。またセドナのショッピング街など街の全体、隅々まで見渡せるスポット。向こうに見えるのは、ディズニーランドのビッグサンダー・マウンテンのモデルになったサンダーマウンテン。レッドロックに囲まれた美しいセドナの街を、ぐるりと一周360度見渡せる、壮大な景色だ。
ここは夕陽と朝日の名所で、気が付くと山頂にはたくさんのひとがいる。だんだんと陽が落ちて、赤い山々がもっと濃くなっていって、世界が何とも言えない色に包まれる。
ここは、周りにあるボルテックスのすべてのエネルギーが交差する場所で、霊感の強い人には強い作用が出ることもあるらしい。
私は、ただ、ただ、気持ちいい。広大な景色、小さな私たち。それを感じるだけでいい、それがセドナなんだと思う。山頂の風も、温度も、空の色も、山の色も溶け合って、「自然」の色になる。12月に来た時とはまた違った色だ。
ここからセドナの旅を始められることにひとしきり喜びを感じた後、あ、そうだ。車は30分も歩いた場所に止めたんだっけと気づく。日が落ちた後、真っ暗になる前に駐車場に足早に戻りました。
夜はアリゾナの初メキシカン。メキシカンフードもこちらでは、とてもポピュラーな食べ物。セドナ訪問の楽しみの一つでした。話も進んで前菜のトルティーヤ・チップスでおなか一杯になりそう。今日は長い1日だった。