Hotel Marques de Riscal(マルケス・デ・リスカル)ワイナリーに浮かぶフランク・ゲイリーの名建築

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太陽の光を反射して空に光を放つ物体のように見えますね!

太陽の光を反射して空に光を放つ物体のように見えますね!

世界中から建築好きとワイン好きがあつまるグルメなホテル

建築の世界三大巨匠のひとりフランク・オー・ゲイリーの作品であるホテルと極上のワインと料理を楽しみに世界中から人が集まってきます。

スペインを代表するリオハ・ワインの産地

ビルバオから1時間半のドライブ。緑豊かなバスクから離れると乾いた大地が広がります。車がほとんど走っていない高速道路をどんどんとナビに従ってドライブすると、見渡す限りのワイナリーに景色が変わります。その景色を楽しみながらワイン畑の中を目的地に向って進むと、ひときわ異彩を放つ建物が出現します。
ホテルの敷地内からみる、外観。

ホテルの敷地内からみる、外観。

これが、フランク・オー・ゲイリーが建築した5つ星ホテル・マルケス・デ・リスカル。 ビルバオのグッゲンハイム美術館と同じ質感のメタルの曲線が織りなす建物。強い日差しが曲線のスチールに跳ね返り、空に不思議な光を放っているように見えます。
近郊の街へ歩いて散歩に。どこから見ても異彩を放っている形です。

近郊の街へ歩いて散歩に。どこから見ても異彩を放っている形です。

マルケス・デ・リスカルはミシュラン一つ星

しかもこのホテルのレストランはリオハ出身の有名シェフ、フランシス・パニエゴ監修でミシュラン一つ星。世界中からこの建築を愛でながら、ワインと極上料理を楽しみに人が集まる場所になっています。
ホテルの敷地内にある、お土産やさんと、テイスティングができるバー。

ホテルの敷地内にある、お土産やさんと、テイスティングができるバー。

そうはいっても、本当にいきなり、ワイン畑の中に出現する、奇怪な形のホテル。ホテルに着くまで、道を走る車もなく、ほとんど誰にも会わない。。。と、思いきや、到着して、まずはワイナリーのショップに入ると。すると驚き!!!どこから湧いてきたのか、すごいたくさんの人、人、人!!! いつからいるのこの人たち!と思うほどのショップ内の賑わい。  

お土産とテイスティングと、建築鑑賞と。

ショップの中では、このワイナリ―で作られる数々のワインが売っています。そして、大変カジュアルな価格でテイスティングができるのです。マルケス・デ・リスカルで作られるワインの飲み比べ。グラス一杯で2ユーロくらいから極上品まで。
一番お手軽なワインは1ユーロもしないで飲めます!何という贅沢!!

一番お手軽なワインは1ユーロもしないで飲めます!何という贅沢!!

車でドライブに来たら飲めませんね。だから、ゆったりと泊まって楽しむのです。お土産やさんも建築デザインをモチーフにしたもの、たくさんありました。見ているだけで楽しい展示。ワインはどれにしようか迷ってしまう。 私ももちろん、日本に連れて帰る一本を買いましたよ!!

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せっかく来たんだから、ホテルの中を見たい!!

ショップからホテルへは、中庭を通っていきますが、観光客にはホテルの中に入ってほしくないオーラを感じました。それで、レストランで軽食をしたい旨を伝えると、ホテルへ通じる道へ案内してもらえました。
この建物をしたから見たところ。梁の形がなんとも、オーゲイリー!!

この建物をしたから見たところ。梁の形がなんとも、オーゲイリー!!

時間が合わなかったので、お食事をしたわけではなく、ホテルに併設されているワインカフェのテラスへ進みました。
とっても高級ホリデーの雰囲気かも?!ミネラルウォーターですが(笑)

とっても高級ホリデーの雰囲気かも?!ミネラルウォーターですが(笑)

ワイナリーと村の家並みを望みながら、極上のティータイムです。お食事だったらもっと優雅でしたが、この景色、この高級感、素敵です。何物にも代えられません。   ホテルのフロント、ロビー、それから客室へ続く階段、渡り廊下など、ゲイリー建築の不思議な魅力を堪能し、屋根を上からも下からも眺めて、写真に収めました。この景色の中に作る質感のホテルは、かなり勇気のいる行動だったと思う。
この金属の曲線が描く不思議なカーブと太陽を反射したときの光のハーモニーがなんともいえません。

この金属の曲線が描く不思議なカーブと太陽を反射したときの光のハーモニーがなんともいえません。

グッゲンハイム美術館でビルバオを町おこししたように、このワイナリーにゲーリー建築を誘致したワイナリーのオーナーはすごい。このために世界中からわざわざ、こんな便の悪いところに人を呼べるホテル。
周りを見回すと、こんなワイン畑が続く。向こうには町の教会が。

周りを見回すと、こんなワイン畑が続く。向こうには町の教会が。

このホテル、調べてみるとSPGホテルグループのLuxualy Hotel Collectionとなっています。ヨーロッパのワイナリーに行って思うのは、やっぱり、泊まってワインを堪能しなくちゃいけない、ということ。日本人の行動は忙しすぎる。 購入したワインは娘の20歳のお祝いに空けることにした。

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