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ビルバオの川沿いをグッゲンハイム美術館を目指して
ビルバオは雨だと思って、少し諦めていたら、とってもいいお天気に ! 旧市街からリベラ市場の前を通り、ビルバオ川沿いを歩いていきます。8月、ビルバオは涼しいと聞いていたのに、ピーカンの夏は暑い暑い!!市場の中を堪能して、お散歩気分でるんるんと歩き出しました。 良く歩くビルバオ巡りの始まりです。 前方にユニークな曲線のスビスリ橋が見えてきました。建築家カラトバの作品です。この橋の前には、これも知る人ぞ知る、磯崎タワーなる階段を挟む2つの建物。この街の再生には近代建築家が大貢献しています。 建築学部の学生にはこれが、すごく貴重な建物らしい。階段広場の角度とか、その上の空の免責とか色の反映とか考えられたんだろうけど、う~ん、そんなに珍しくもない。磯崎タワー。きっと名誉なことなんだ。 この橋を何度もわたって記念撮影。 そのまま、まっすぐ進むと、ビルバオを象徴するグッゲンハイム美術館が現れます。 観光としての見どころは美術館の中の展示品ではなく、その外観です。かなりインパクトがあります。これは、アメリカ人建築家フランク・O・ゲーリーによる、石灰石やチタン、ガラスなどを組み合わせた、不思議な湾曲の建物です。 太陽光が当たると時間と共にきらびやかに変化していく外観です。天気がよいときらきらと輝きます。建物の中に、高速道路が通っています。昼には陽の光を反射してシルバーに、夜はライトアップでゴールドに見え、色々な顔を持ち合わせています。 この斬新さが話題を呼んでビルバオを訪れる観光客は急増し、街に大きな経済効果をもたらしました。ビルバオは新しいアートの都市として注目を浴びたのです。Sponsored Link
新しいものだけじゃない。ビルバオの古くて素晴らしいもの
ビルバオの旧市街。こちらはこじんまりとしていて、雰囲気のある細い路地。ヌエバ広場は四方を歴史的建造物に囲まれた正方形の広場です。1851年に開設されて以来、市民の憩いの場として親しまれ、観光客にも人気の観光スポットになっています。 広場を囲む美しい建物の一階は、アーケードになっておりそこにたくさんのバルが並んでいます。私たちも到着した日にホテルのおじさんのおすすめで、まずここへきて、バルでピンチョスとビールを頼んでスペインの旅の始まりと無事についたことに乾杯しました。もうひとつ、世界最古の運搬橋、ビスカヤ橋は世界遺産
世界最古の運搬橋「ビスカヤ橋」。ビルバオに通じるネルビオン川河口。 この橋のゴンドラは1893年に開設以来、今だに現役で活躍し続けています。車6台と300人を渡すことができるゴンドラ、今も健在。私たちも乗ってきました! 2006年に世界遺産に登録されて以来、バスク地方を代表する歴史的建造物として世界中の観光客の注目を集めるようになりました。 ゲチョにあるビスカヤ橋へは、ビルバオから地下鉄で30分ほどで行くことができます。 産業革命に生み出されたアイディアが今でも生き続けている、なんてすごいですね。ビルバオは新しいものだけでなく、古いものもしっかりと残っています。Sponsored Link